第五回公演『郵便配達夫の恋』作者・砂本量
- ストーリー
-
心労が重なり歌えなくなった歌手、浦崎あかりは母の一周忌を機に故郷の島へ帰ってくる。
そこで見つけた母の遺書。郵便配達夫、森尾忠治への手紙。
母の気持ち。
あかりを心配して追って来るマネージャー上村洋一。
あかりを優しく迎え入れる祖父、浦崎徳蔵。
色々な思いに触れ、あかりは再び東京へと帰る事を決める。
鯨を待つ島で、ゆっくりと流れる時間の中、ワインを傾けるラブ・ストーリー。 - 公演記録
-
あいだぬ初のラブ・ストーリーでありダブルキャストでした。
交互にキャストが練習を重ねながら、「ダブルキャストって人に合わせて芝居変えるんだから大変だな~」なんてしみじみ感じたものです。
なかなか照れくさい台詞も多く、キャスト全員で悶絶することも良く有りました。まだまだ芝居的ラブ度に耐性の少ない私達です(笑)。
ちなみに私(あいだ)は臭い台詞もそうですが、長台詞のあまりの量に悶絶していました(笑)。
第四回公演『ハルシオン・ディズ』作者・鴻上尚史
- ストーリー
-
これは3人の自殺志願者と1人の幻の物語。
和美は大学のカウンセラー。クライアントの学生を自殺させてしまったことでクライアント(明生)の幻を見るようになる。
哲造は借金を背負ったオカマ。生命保険を目当てに自殺を考える。
雅之は「日本は戦場で、自分は人間の盾である」という妄想に取り付かれてしまった男。
3人の自殺志願者と1人の幻が集まり、物語が始まる。 - 公演記録
-
学生時代最後の芝居。
色々大変なことがありました。
本当に色々有りましたが、取り合えずうちの男優が練習所の壁をイスで破壊し謝りに行ったり、印刷ミスの修正中にうちの男優(上と同一人物)がさらにミスで公演回数を増やしたり…思い出せば生ぬるい笑いが止まりません。おそらく、本番直前に公演回数が増えるのはこれが最初で最後でしょう。いえ、そうあって欲しいのです(笑)。
人間的に色々と成長させられた芝居でもあります。
第三回公演『The Winds of God』作者・今井雅之
- ストーリー
-
お笑い芸人を目指す兄貴と金太は事故に遭い目を覚ますと第2次世界大戦中の神風特攻隊員になっていた。
現代の若者と、過去の若者。
考え方の違い、感じ方の違いに苛立つ2人。
しかし、その根底が「大切なものを守るため」と気がついたとき、彼らに不思議な感情が目覚め始める。
…飛行機はゆっくりと大空へ舞い上がる…。 - 公演記録
-
タイムスリップ物が好きです。
小説、マンガ、ゲーム、ドラマにアニメ。媒体に関係なく物語としてのタイムスリップものが大好物です。タイムスリップ、異世界召還、国家的陰謀は男の夢だと思っています。
まぁそれは置いておいて、この芝居からお金を取るようになり始めました。目標が「楽しく芝居をする」から「お金を取れる芝居をする」に変わった公演でもあります。
後は、初の時代物で衣装や小道具等にやたら苦労したのを覚えています。自転車は舞台で走らせる時に気をつけよう。下手すると壁にぶつかるぞ♪
第二回公演『トランス』作者・鴻上尚史
- ストーリー
-
フリーライターの男、立原雅人はいつの間にか「自分は天皇である」という妄想を持つようになる。
見守るオカマ、後藤参三は親友立原雅人との再会で彼を見守る。
悩む女医、紅谷玲子は雅人を友人と患者と元恋人という感情の仲で揺れ続ける。
物語は全て妄想。
3人は三者三様の妄想の中でお互いを助け合い、傷つけ合いながら、愛し合う。
そして、彼らは言う。
私の愛する人は、精神を病んでいます。ですが、とても幸せです。 - 公演記録
-
第二回公演です。
この頃から公演に対するコツを掴んだのと同時に芝居に対する暗中模索が始まった気がします。
それは色々な芝居の作り方を試してみてどれが自分にあっているかというものでした。
それはこの芝居から何回か続くことになります。
何人かが『あいだぬ』から抜けて別の劇団を作ることになりました。
芝居は難しいな~と切に感じた芝居でもあります。
第一回公演『赤鬼』作者・野田秀樹
- ストーリー
-
ある外国人の男が浜辺に打ち上げられる。
彼は村人に『赤鬼』と呼ばれて迫害される。
村にはあの女と呼ばれて迫害されながら女が一人、兄と共に生きている。
ミズカネは嘘つき男。あの女に思いを抱く。
あの女と赤鬼はやがて心を通じ始める。
村人たちの迫害はますます強くなる。
あの女は兄とミズカネと共に赤鬼を助け海に出る。
そして…。 - 公演記録
-
初めて『あいだぬ』としてやった芝居です。
なんと言うか、何もかもが一生懸命でした。
あれほど直向に芝居だけをしたのは後にも先にもないかもしれません。
真冬の夜中に袖なしシャツ(衣装)で2時間以上公園で稽古をしたのも今では良い思い出です。…みんな風邪引きましたが(笑)。
色々大変でしたが、何より会場が大変でした。
照明が袖(役者控え)に落ちて舞台が暗いままだったり、音響の音が上手く出なかったり…機材がレコードだったり…俺たちがやりたいのはDJじゃなく芝居だ~!!と叫んだのも、自作機材で音を出したのも会場に内緒で音響をいじったのも今では良い思い出です。
芝居と言うものの面白さを再確認させてくれた作品です。